一年間の作業

施肥

樹勢を維持の為、春と秋の二回肥料を撒きます。
有機肥料(魚)を施肥しています

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道具はバケツ、自家製引き車、リュックサック型施肥袋、一輪車
  1. バケツ:少量しか入れれませんが山畑など足場が悪い場所で使用します。
  2. 自家製引き車:量も入り平地での使用は楽で非常に便利です。
  3. リュックサック型施肥袋:大量に入り足場を気にせず便利ですが、背負うので体が汚れます、木が大きくなり枝に引っ掛かかり使いづらくなります(写真にはありません)

剪定

枝に日があたるように剪定します。
収穫後のから芽が出だすまでの次期が木に負担が少ないです。

摘蕾(てきらい)

つぼみ、花を取る作業です
植えたての苗になるみかんは美味しくないのと、木を大きくする為に取ります。

摘果、粗摘果

なりすぎだと果実が大きくならないので落とします
皮も厚く、実も固いので手でちぎります
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大きさ、傷、形で判断してちぎり、枯れ枝も除去 tekka2.jpg (47 KB)

仕上げ摘果

収穫間際の摘果で、汚いのや小さすぎなのを落とします。
皮が薄く、実も軟らかいのでハサミが必要です。
また後半で摘果するほうが残ったみかんが更に甘くなります。果実肥大は望めません

収穫

収穫ばさみと収穫かごで収穫です
収穫かごの事を有田弁で『てぼ』と呼んでいます。
南部方面では『ぼっつり』と呼ぶらしいです。
コンテナ一箱で約20kgあります。
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採りやすいみかんは両手で持ちながら収穫します。
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手が届きにくいみかんは片手取り。
ほぞを切る時ハサミの刃と人差し指で挟んで支えて採ります。
ほぞが長いと他のみかんを傷つけるので2度切りします。
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平地の畑からの持ち出しはこのクローラーを使います。
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段々畑での持ち出しはモノラックをつかいます。
狭い畑、モノラックの無い畑は人力で担いで出します。

箱詰め

選果

まず選果作業をします。(大きさ別にわけます)
大きさは次の表の通りです。(多少の差はあります)

階級こつぶ2SSML2L3L
果実の直径~4.5cm4.5cm~5cm5cm~6cm6cm~6.5cm6.5cm~7cm7cm~8cm8cm~

選別

綺麗さで分けます

その他

ゴマダラカミキリ

カミキリ虫の幼虫は木を食べ、住居とします。
木を枯らすので、木屑を見つけ次第「ナイフ」「針金」「スコップ」で除去。
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木屑は幼虫が食べている場所です。
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成虫になると穴を開け出てきます。

石垣積

山畑の段端は石垣、土岸でできています。
石垣は大量の雨により崩れる場合があるので積み直します。

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